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目の病気


飛蚊症とは?

目の前に「黒いものがとぶ」ことを眼科では飛蚊症といいます。
飛蚊症になると、目の前を小さな 「浮遊物」 が飛んでいるように見えます。
明るい所や白い壁、青空などを見つめたとき、目の前に虫や糸くずなどの
『浮遊物』が飛んでいるように見えることがあります。
暗い所では気にならなくなります。

飛蚊症の症状
  • ・小さな虫が目の前を飛んでいるように、黒いものが見える。
  • ・白い壁や空などを見たときに、より鮮明に見える。
  • ・眼球を動かすと、その黒い影も移動する。
飛蚊症の原因

飛蚊症の原因としては、生理的なもの、老化現象によるもの、病気によるものなど
いくつか挙げられます。飛蚊症の症状が出現した場合、放置していてよいものと、
注意が必要な眼病の前兆に起こるものとに大別されます。

1.生理的飛蚊症

病気としてではなく飛蚊症を感じる方もいます。
硝子体の中にある線維や細胞成分が網膜に作る影が、
飛蚊症として自覚されるものです。 この場合は程度も非常に軽く、
病気ではありませんので、心配しすぎないようにしてください。

2.老化現象による飛蚊症

飛蚊症の原因として最も多いものが「硝子体剥離」です。
硝子体は加齢とともに少しずつ液体に変化し、しぼんできます。
そして60歳前後になると、網膜から剥がれて硝子体と網膜の間に隙間が
できます。これを後部硝子体剥離といいます。この時、本来接着していた
部分が濁りとして硝子体内に浮くために症状を自覚します。

3.病気による飛蚊症

網膜剥離」・・・網膜が眼底から剥がれてくる病気です。
剥がれた部分の網膜色素上皮細胞(眼の壁の細胞)などが眼球内を浮遊し、
それが飛蚊症を起こします。

硝子体出血」・・・糖尿病や高血圧などの全身疾患や外傷が原因で 目の中が出血し、その血液が硝子体の中に入った状態です。

ぶどう膜炎」・・・網膜の一つ外側のぶどう膜という部分に慢性の 炎症が起きる病気で、原因はいろいろあります。

飛蚊症の治療

飛蚊症の原因が病気によるものかどうかを、自分で判断することはできません。
飛蚊症を自覚した場合は、眼科の医師と飛蚊症の治療方針について
良く相談の上、治療をして下さい。 

飛蚊症の予防は?

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