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ドライアイの症状

下の項目で、長期にわたって当てはまるものが5つ以上あれば要注意！

ドライアイの原因

ドライアイの原因は、「まばたきの回数の減少」です。パソコンやTV ゲーム、 細かい作業によって目が乾いていると感じる時は、まばたきの回数が減少して涙の量が 減っている場合があります。 乾燥した目は、目の表面に障害（傷）がつきやすくなり、そのままにしておくと、 目の表面だけでなく、角膜や結膜の健康が損なわれる可能性があります。 また、冷暖房の付けすぎによる涙の蒸散やコンタ クトレンズ装着なども ドライアイの原因になることがあります。

1.涙液分泌減少型ドライアイ 

涙腺から分泌される水分が足りないタイプです。

2.涙液蒸発亢進型ドライアイ

涙の層の最表面は、瞼のふちにあるマイボーム腺という脂腺から分泌される 油層で覆われ、涙が空気中に蒸発しにくい状態になっています。 このタイプのドライアイではこの油層が十分でないために涙の蒸発が 亢進してしまい、ドライアイ症状を引き起こします。

ドライアイの治療

点眼薬を使用する治療は、ドライアイの治療の基本となります。  ドライアイの治療に使われるおもな点眼液は、涙に近い成分をもつ人工涙液と ヒアルロン酸を含む角結膜上皮障害治療剤の2種類です。ヒアルロン酸には、 水分を補給するだけでなく、涙や点眼液を目の表面に長く保てることから、 角膜の傷の修復につながります。 治療に使用される点眼薬は防腐剤が含まれていない使い切りタイプのものを 使用するようにしましょう。

ドライアイは、市販の目薬で水分を補うだけでは十分ではない場合もあります。 市販の目薬や水道水による洗眼は、かえって病状を悪化させてしまうこともあります。 また、ドライアイの症状は、目の乾きからだけでなく疲れ目から痛みまで様々あり、 放置しておくと、知らないところで症状が悪化し、 合併症を引き起こす可能性もあります。 少しでも気になったら、眼科医院に検診を受ける事をおすすめします。

1. 意識してまばたきの回数を増やす パソコンなどを見ていると、まばたきの回数が減少します。
普通、私たちは1分間に約20回のまばたきをします。意識してまばたきを 増やすようにしましょう。
また、長時間の作業では必ず定期的に休憩を とるようにしましょう。

2. パソコンは画面を上から見下ろすように椅子を高くするか、画面を低く 設置する。
そうすることで、目を開く面積が減り、涙の蒸発を減らすことが 出来ます。

3. エアコンの効いた部屋は、乾燥しがちです。
加湿器を置いて、室内の湿度を 保つことは目にとっても重要です。

4. 「目の疲れ」を感じたら、まずは目を休ませること。
5分間くらい蒸しタオルを目の上にのせていると、血行が良くなり、 目の疲れがとれます。

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